Interview

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聖オルバン幼児教室 ディレクター 山本 ジルマさん 後編






 
 聖オルバン幼児教室ディレクター
 山本 ジルマ さん をお招きしての後編です。





◆ 幼児教室URL ( 英語 ) : http://www.saintalbans.jp/?page_id=177


子どもの自主性を育てる保育がモットー
 
ロズリン:教室はどのような感じですか。入りたては、みんな泣く?
 
ジルマ :泣きますね〜 ( 笑い )。 でも、すぐに慣れます。

     はじめは私の後ろにいつもくっついていて、トイレにまでいっしょについてくる
     ような子もいますが、だんだん離れていきますね。


     うちの教室は、年齢ごとにクラスを分けておらず、みんなひとつの大きな部屋で
     過ごしているので、どこにいても私の姿が見えるから子どもは安心みたいです。
 

ロズリン:2歳から5歳まで、いっしょに保育しているのですか。
 
ジルマ :そうです。 
     大きい子も小さい子もいっしょだから、ときには大きい子に小さい子の
     お世話を任せたりして。

  

     小さい子が心細そうにしていたら、大きい子に
     「 今日は、OOと遊んであげて。 手をつないであげて 」 と頼んだり。

     小さい子はお兄ちゃんが面倒を見てくれてうれしいし、大きい子はそれで自信がつくし。
     異年齢保育はいいことづくめですね。
 

ロズリン:どんな子どもを育てたいと思っているんですか。

ジルマ :自分のやりたいことを自分で見つけられる子ども、自分で選びとれる子どもを
     育てたいと思っています。

   




ロズリン:子どもの自主性を育てることを大切にしているんですね。

     教室にはいろいろな遊びが用意されていますが、どれでも自由に
     選んでいいのですか。
 
ジルマ :ええ。
     もちろん、誰かが先に使っていれば、それは待たなくてはなりませんが。
 

ロズリン:こちらから誘いかけたりはしない?

 

ジルマ :
はじめは声をかけることもあります。
     じーっと見ているときは、 「 これ、やってみる? 」 などと声をかけたり。
 

ロズリン:
(写真を見ながら)どれも、本当に楽しそう! 



ジルマ :私は工作が好きなので、そのプログラムは毎日、用意しています。
     あと、言葉の力を育てるために音楽はとてもいいので、音楽の時間も毎日。
 

ロズリン:
お昼は、お弁当ですか。
 
ジルマ :そうです。 毎日、ランチタイムはパーティみたい!
     みんなでいっぱい話します。




ロズリン:いろいろな国の子どもがいることで、ユニークな出来事もあるのでは?
 
ジルマ :インド人の子どもがいるのですが、彼は左利きなんです。
     日本でしたら問題ないのですが、インドでは左手は食事などに
     使えないんです。

     だから、お母さんが 「 ぜひ直してくれ 」 と。
 
     食事のとき、左手で食べようとするのを 「 だめ、だめ! 」 と教えるのですが、
     ちょっと大変です。 ( 笑い )。

 
ロズリン:各家庭の方針に合わせて保育をしているんですか。



ジルマ :
一人ひとりに合わせることが、モンテッソーリの考え方だから。

     私は子どもも大事ですが、お母さんも大事。お母さんが幸せになると、
     子どもも幸せになると思っているんです。
 
     だから毎日、お母さんにも声をかけて、元気がないときは 「 大丈夫? 」
     となぐさめる。 だからお母さんはみんな、私が大好き ( 笑い )。

 

     イベントも多いですよ。

     バレンタインディには、お父さんを呼んで、子どもといっしょに準備して、
     お母さんにプレゼントを作りました。

   
      お父さんと子どもが協力して



ロズリン:
イベントも、とても楽しそうで...

ジルマ :ハロウィンもクリスマスも力を入れていますよ。
     常に新しいこと、楽しいことを考えています。


          クリスマス。 暖炉や靴下も工作
   

             ハロウィンパーティー
 

               セントパトリックスデイ
 
     遠足は、毎年9月にお芋掘りに行っていたんですが、用賀に大きな畑が
     あったのがなくなってしまったんですね。

     それで、一昨年は電車の博物館へ、去年は夢の島の公園へピクニックに
     行きました。


ロズリン:最近は、外で遊ばず、家の中でゲームばかりしている子どもが多い
     そうですが、それとは対極の環境ですね。

ジルマ :まあ、この年 ( 幼児 ) だからできることですけどね。
     ティーンエイジャーになったら、なかなか ( 笑い )。

     うちの子どもたちもゲーム大好きになってしまいました ( 笑い )。

     



いずれはカナダで幼稚園の先生?


ロズリン:ジルマさんは、息子さんが2人ですね。

ジルマ :はい。 今年22歳と15歳になりました。


ロズリン:子育てをしながら、幼児教室の先生としてのお仕事を続けるのは
     大変だったでしょうね。

ジルマ :そうですね。保育園に預けていましたが、いつも私、走っていました。
     産休も代わりの先生がいないから、数週間しかとれませんでした。  

     幸い幼児教室は、子どもは2時に帰ってしまうから、私も残業はせず、
     残った仕事は家に持ち帰ってやっていました。

     あとは夏休みなど長期休暇があったので、なんとかやってこれたかな。





ロズリン:
そろそろお子さんの手も離れ、これからはご自分の時間もたくさん
     つくればいいですね。

     何かやりたいこと、すでにやっていることはありますか。

ジルマ :
映画を見たり、友だちを呼んでバーベキューをしたり。

     あと、ヨガが好きで、一昨年、子どもにヨガを教えるための免許を取りました。
     幼児教室の子どもにも教えています。





ロズリン:これからの夢は?

ジルマ :
いまの主人がカナダ人で、いずれは故郷に帰りたいそうです。
     息子たちが学校を卒業するのを待ってくれているので、あと数年したら
     カナダについていく可能性も。

     でも、子どもが大好きだから、あちらでもきっと子どもを教えているでしょうね。




ロズリン:本当に幼児教室の先生が、天職なんですね。

     今日は楽しいお話をどうもありがとうございました。


  <インタビュー感想>
   
   聖オルバン幼児教室は、私の教会の敷地内にあるので、実はもうずいぶん
   昔からジルマのことを知っているんです。

   彼女は本当に素晴らしい人で、子供の教育に対する姿勢にも共感できます。

   季節ごとに本当に様々なイベントの企画があるから、子供たちの元気な笑顔を
   見かけるたび、いつも私も入学して一緒に楽しみたい! と思ってしまうの(笑)。

   子供たちが羨ましいんです!

   2年前の大震災をきっかけに、悲しいことに日本への家族を伴う海外赴任自体が
   少なくなり、児童の数が以前の半分にまで減ってしまいました。
   でも少しずつ戻ってきています。

   英語が母国語でない子供、純粋に日本で生まれ育った日本人の子供たちも
   通っているそうですから、彼女の教育方針に共感し、英語の幼児教室にお子さん
   を通わせてみたい!と思われる方は、是非一度見学してみてはいかがですか?
   教会にある施設ですが、特に宗教にこだわりません。

   彼女の笑顔は子供たちだけでなく、ご両親も幸せにするはず。
   これからもずっと、日本で幼児教室を続けて欲しいです。








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日本で人生の半分以上を暮らし、動物(特にネコ)と自然、最近はゴルフも愛する、心優しきオーストラリア人。
ワインなら何杯でも?いける口です♪

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